スポンサーサイト
一定期間更新がないため広告を表示しています
- 2023.07.08 Saturday
- -
- -
- -
- -
- -
- by スポンサードリンク
この1週間に、
荻原浩「神様からひと言」
小川洋子「博士の愛した数式」
小川洋子「シュガータイム」
恩田陸「図書室の海」
を読みました。
相変わらず小川洋子は好きなテイスト。
この2冊は小川作品独特のアクが少なめだったかな。
「シュガータイム」は青春小説。
ちょっと恩田陸みたいだった。
でも、「青春小説」というジャンルを意識しすぎてた部分があった。
小川洋子らしくなくて、あまりの違和感に驚いた。
「博士の愛した数式」は売れたのが良く分かる。
文庫待ちしないでさっさと読みたかったかも(笑)。
小川さんは、肉欲が絡まない異性愛を書くのがすごく上手だと思う。
私は男女の友情を信じているけど、恋愛体質で惚れっぽくて、自ら友情をぶっ壊しに行ってしまったりするから、小川さんの書く慎ましい女性に魅かれる。
というわけで、映画の深津絵里がすごく楽しみ!
「図書室の海」は短編集。
どの作品も方向性が違っていて、恩田さんの芸の幅の広さに吃驚。
まだ書かれてない物語のイントロダクション的な作品も入ってて、この続き、読みたい!って気にさせられた。
荻原浩は読んでて面白いんだけど、読んだ後は心の表面ですっと流れていってしまいました。
腰を落ち着けて読むよりは移動中にさらっと読んで「楽しかった!」っていうタイプなのかな。
今、「ハードボイルド・エッグ」を読んでいるところ。
ゲーム始めちゃったからなかなか進まないけど(笑)。
これが読み終わったら、今日、本屋で
「西の善き魔女」の文庫版
がたくさん積まれていたのを見つけたのでさくっと買ってさくっと読みたいと思います。
生協は文庫3冊で15%オフ!(笑)